キムタクは仲間より出世を選んだのか 「解散」めぐる立ち位置と「40代の岐路」

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   解散が決まった人気アイドルグループ「SMAP」の「キムタク」こと、木村拓哉さん(43)が、将来はジャニーズ事務所の幹部として処遇されるのではないか、とインターネットで話題だ。

   ジャニーズ事務所の「幹部」には、所属タレントの最年長で取締役の近藤真彦さん(52)や「少年隊」のメンバーの一人、東山紀之さん(49)が知られている。SMAP解散の背景に、40代になったメンバーの身の処し方があるとの見方も広がっている。

  • SMAP「キムタク」はジャニーズ事務所の幹部候補で生き残り?
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「そうだったのか...」「これなら、腑に落ちる」

   2016年8月14日に発表されたSMAPの解散。しかし、「キムタク」は、今でも納得していないのかもしれない。2016年8月14日の解散発表後、メンバーはそれぞれパーソナリティーを務めるラジオ番組で、ファンらに気持ちを伝えた際、キムタクを除く4人が「解散」をはっきり告げたにもかかわらず、キムタクだけが「解散」を口にしなかった。

   8月23日に放送されたフジテレビの情報番組「とくダネ」では、プライベートで滞在していた米ハワイから帰国したキムタクが空港で記者らにマイクを向けられ、「心配かけて申し訳ありません」と「肉声」を伝えたことに、キャスターの小倉智昭氏が「精一杯の対応ですよね」とコメント。そのうえで、キムタクの堂々した態度に「彼の立場がそうさせたんだろうね、おそらく。これで何も答えずに逃げるように帰ってきたら、どういう風に伝えられるかわからないということもあるだろうし...」などと同情を寄せた。

   また、番組のコメンテーターの投資家で実業家の山本一郎氏(43)は「40歳くらいの男の人が自分の人生を自分で決められないもどかしさを感じる」とコメント。キムタクが、組織の「しがらみ」に縛られる会社員のようにみえたのだろうか。

   キムタクの立場は、微妙だ。そもそも、SMAPの解散は「育て親」である元マネージャーがジャニーズ事務所から「独立」するのを機に、キムタクを除く4人のメンバーがついていくことを決意したとされる分裂騒動がきっかけと見られている。

   週刊新潮の最新号(8月25日号)は、「総力取材!『SMAP』解散の魑魅魍魎」の中で、1月以降の解散騒動をめぐり、キムタクがメンバー4人から「裏切り者」よばわりされて8か月間も無視されていたあげく、4人が「解散」を口にしたことで、「ジュリー副社長に『4人をクビにしてください!』と懇願した」との、関係者のコメントを報じている。

   週刊女性PRIME(8月23日付)も、「SMAPを失った木村拓哉、『裏切り者』扱いされるも『事務所幹部の道は開けた』」と伝えている。

   こうした報道に、インターネットでは、

「そうだったのか!幹部キムタク、大勝利だなwww」
「これは否定できないな。嫁としては出世してもらわないと困るだろうしwww」
「これなら、腑に落ちるわ。マッチもヒガシも今売れてるかっていうとそうでもないのに、あんなに偉そうにしてられるわけだからやっぱその道を選ぶわな」

と、キムタク「支持」の声がみられる。

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