沖縄は「スーパーフード」の宝庫 シークヮーサーにもずく、さらに...

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【L4YOU!】(テレビ東京)2016年8月3日放送
「健康長寿!沖縄スーパーフード」

   栄養価が著しく高く健康に役立つ食材「スーパーフード」が、今ブームを巻き起こしている。

   アサイーやココナッツなど、海外の食材が注目されがちだが、実は沖縄もスーパーフードの宝庫なのだ。

  • もずく酢以外にも、食べ方のバリエーションは豊富
    もずく酢以外にも、食べ方のバリエーションは豊富
  • もずく酢以外にも、食べ方のバリエーションは豊富

肌も体も若返るスーパーフルーツ

   健康長寿のイメージが強い沖縄だが、都道府県別平均寿命ランキング(2010年厚生労働省発表)では、女性は87.02歳で3位、男性は79.4歳で30位と、順位が下降している。

   沖縄県商工労働部産業振興企画班・宮国順英班長「沖縄は戦後米軍の統治下にあり、食の欧米化が非常に進んだ。沖縄の昔ながらの健康食材を生かし、健康長寿の島を取り戻したい」

   今、県が推奨しているスーパーフードの一つ目が「シークヮーサー」。夏の疲れに効くクエン酸が豊富で、「ノビレチン」という栄養成分も多く含まれている。

   ノビレチンはポリフェノールの一種で、シミの原因となるメラニンを抑制し、美白に効果がある。紫外線による皮ふの炎症も防ぎ、県ではシークヮーサーエキスを使った化粧品の研究も進められている。

   強い紫外線にさらされた皮には、身を守るため他の柑橘(かんきつ)類の400倍ものポリフェノールが集中。ポリフェノールには抗酸化作用があり、皮ごと食べれば、肌だけでなく体全体の老化防止にもつながる。

   地元では、皮ごと薄くスライスし、蜂蜜に漬けたものが食べられている。そのまま食べるほか、そうめんにかけて食べると甘酸っぱくサッパリとした味が楽しめる。

   ほかにも内臓脂肪を減らして肥満予防や、脳機能改善で認知症予防に効果が期待できる。

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