「傷ついたかたがいることは、申し訳なく思っております」
しかし、青山さんが「変態写真集」と表現したことに、ツイッターなどで次々に批判も寄せられた。
「同性同士の同棲を変態と呼ばないで欲しい」
「どう考えても差別的で非常識」
「同性愛者に失礼だろ」
こうした批判に対し、青山裕企さんは8月16日のツイッターで、誤解がないようにとして、「究極の変態=同性同士の同棲という意味ではなく、端的に言えば、青山=変態的な視点という意味なので、よろしくお願いいたします」と釈明した。また、KADOKAWA文芸編集部のツイッターでもこの日、担当編集者が「『同性どうし』"だから"『変態』という意識はみじんも有りません。『変態』ということばは、『青山さんの写真表現』に依るものです」と補足説明した。
つまり、同性愛者を変態だと言っているわけではなく、青山さんの視点が変態的ということらしい。ただ、担当編集者は、「差別を発想してしまったかたがいること、それにより傷ついたかたがいることは、申し訳なく思っております」とツイートで謝罪した。
ツイッターやニュースのコメント欄では、2人の写真集は、ボーイズラブ風であることから、「変態」というよりむしろ「萌え」ではないかとの指摘が支持を集めている。それを「変態」と表現したから誤解を招いたとして、青山さんらの釈明について「これは苦しい言い訳ですね」といった声が出ていた。
さらに、今回の騒ぎは話題作りではないのかとのうがった見方もあり、オリラジに対して、「最近どこを目指しているのか」「お笑い辞めたいの?」「こんな写真集を出す意味がわかんない」と冷ややかな声も漏れている。