渡り鳥は熟睡しながら飛んでいる 初めて飛行中の脳波を調べて判明

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飛行機のような「自動飛行モード」

   睡眠を大きく分けると、眼球がピクピク動いて眠りが浅い「レム睡眠」と、眠りが深い「ノンレム睡眠」がある。そして、「ノンレム睡眠」は深さによって、ステージ1からステージ4まで4段階ある。そのうち特に熟睡度が高いステージ3~4が、独特の脳波の形をしているため「徐波睡眠」と呼ばれる。

   つまり、鳥たちは脳の半球を眠らずに飛んでいるのはなく、短い時間だが、完全に熟睡しながら飛ぶことを繰り返していた。そして、その「熟睡」期間中は、飛行機のように「自動飛行モード」に入っているわけだ。

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