フィギュア鈴木明子さん「男性もつらさを分かって」
フィギュアスケーターの鈴木明子さんも選手時代、無月経に悩んだ。2015年7月にブログで、8月のシーズン前合宿から、シーズンが終わる3月まで毎年生理がこず、骨密度が低下していたと明かした。原因は「精神的なものも大きかった」と語っている。
鈴木さんは「これまでは(月経について)声を上げる人があまりいなかったかもしれないが、私は隠すことでもないと思っている。事実を伝えていかないと」「特に男性コーチには、月経のつらさを理解するのは難しいし、好不調の波が厄介に映るかもしれない。でも、そこを分かってほしい」と、周知していく重要性を、読売新聞の健康情報サイト「ヨミドクター」の2015年10月28日付記事で語った。
傅選手の「生理が来ちゃった」発言は、ツイッター上では日本人ユーザーからも「勇気に拍手」「実はいま生理中でツラい、とテレビのインタビューでいきなり発言。世界を変えられるのはこういう人」「彼女のコメントを批判する人って女性の身体について無知か人の痛みを知らない人だよな」といった反響が出た。これを機に、女性アスリートの生理への理解が進むかもしれない。