一人暮らしなのに、10台分のサポート契約
今回の問題について、あるネットユーザーは、PCデポ側に問い合わせたところ、広報担当者から回答があったとして、その文面を投稿した。
それによると、高齢者男性に請求した20万円は、契約解除料ではなく、男性が購入して3年間で支払うサポートと商品の残りの料金になる。男性の家族が店側と交渉して10万円になったことは否定した。
ピーシーデポコーポレーションは16日、J-CASTニュースの取材に対し、広報担当者が回答した事実は認めたものの、「お客さま個人の契約内容になりますので、こちらからはお答えできません」とだけ話した。
ただ、一般的なサービス内容として、中途解約してもPCデポ側がiPadなどの商品を買い取ることはあるという。また、いったん契約すれば、サービスの長期利用を想定していることから、解約でも残りの料金は支払いを求められるとしている。
高齢者男性の家族がツイッターに投稿した契約書類の画像を見ると、男性は、パソコンやスマホなど10台を対象にしたサポートサービス「ファミリーワイドプラン」を選んでいた。これだと、月々の料金が5000円にもなる。一人暮らしをしているという男性がなぜこのようなプランを選んだのかは分からず、高額契約した真相ははっきりしない部分も多い。