丸川五輪相が靖国参拝 「平和への誓いを新たに」

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   71回目の終戦の日にあたる2016年8月15日、安倍政権の複数の閣僚が東京・九段の靖国神社を参拝した。15年も参拝した高市早苗総務相に加え、今回は丸川珠代五輪担当相の姿もあった。

   中韓メディアは例年通り、閣僚の靖国参拝に批判的な論調を展開している。現時点では丸川氏に焦点を絞った批判は出ていない。だが、近隣諸国の反発を背景に稲田朋美防衛相が事実上参拝を断念したという経緯があるだけに、五輪相という肩書をもつ丸川氏にも慎重な対応を求める声が強まる可能性もある。

  • 2016年の「終戦の日」には2閣僚が靖国神社を参拝した
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  • 2016年の「終戦の日」には2閣僚が靖国神社を参拝した
    2016年の「終戦の日」には2閣僚が靖国神社を参拝した
  • 2016年の「終戦の日」には2閣僚が靖国神社を参拝した
  • 2016年の「終戦の日」には2閣僚が靖国神社を参拝した

高市総務相も参拝

   15年の終戦の日は、有村治子女性活躍相、高市早苗総務相、山谷えり子拉致問題担当相の3閣僚が参拝。安倍晋三首相は「自民党総裁」として私費で玉串料を奉納し、自民党の萩生田光一・総裁特別補佐(当時)が安倍晋三首相の代理として靖国神社を訪れた。

   その後の内閣改造で有村・山谷両氏は閣僚から外れ、萩生田氏は官房副長官として官邸入りした。

   16年の終戦の日は、安倍首相が引き続いて代理を通じて私費で玉串料を奉納したのに続いて、午前中に萩生田氏が参拝。午後になって高市氏、丸川氏が参拝した。丸川氏が閣僚として参拝するのは初めてで、参拝後に記者団に対して

「かけがえのない平和を守るために正しい選択ができるように、ということで、『お守りください』という気持ちを込めて平和への誓いを新たにしてきた」

などと話した。

   この2閣僚以外にも、今村雅弘復興相が8月11日に参拝。山本有二農林水産相は8月15日午前の記者会見で、8月6日に参拝していたことを明らかにした。靖国神社を繰り返し参拝してきた稲田朋美防衛相は、8月13~16日の日程で自衛隊の派遣先であるジブチを訪問しており、事実上の参拝断念に追い込まれている。

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