「メンバーどなたも悪くないと思う」
特集の最後に話を降られると、一気にこう語ったのだ。
「香取さんと14年くらいご一緒させていただいてるのですが、本当に真面目でひたむきでピュアな方。何よりSMAPのことをすごく愛してらっしゃる、ファンのことも愛している。その香取さんがこの解散という結論を出されたことに、非常に不条理なものを感じます。メンバーどなたも悪くないと思うんですね。なのに、こういう結論になってしまったんですけれども、みんなそれぞれに才能溢れる方なので、それぞれの道で輝かれると思いますし、それを応援したいです」
一言一言噛みしめるようにして話す大下さんの声は終始震えていた。涙ぐんでいるのを隠すためか、ほとんどカメラの方を見ず、斜め下に目線を落としながら話し続けた。
番組はそのまま次のコーナーに移ってしまったが、ネット上ではSMAPファンから
「大下さんの言葉に号泣した...」
「暖かいコメントにこちらが泣きそうになった」
「同じ気持ちで寄り添ってくれる人が伝えてくれて心強いです」
称賛の声が続々と寄せられている。
特に解散について「非常に不条理なものを感じる」「メンバーは誰も悪くない」と発言したことに対しては、ファンの間で解散騒動をめぐるジャニーズ事務所側の「裏工作」を暗に批判したものと受け取られたようで、
「勇気ある発言をありがとうございます...!」
「色々制限された中のギリギリの発言だったと思う」
といった声も目立つ。