予定していたストーリー等は全て配信
J-CASTニュースがFELISTELLAに取材を申し込んだところ、担当者は
「我々の宣伝力不足で、ユーザーの皆さまにきちんとお伝えすることが出来ず、売り上げが伸び悩んでおりました。その結果、これ以上のサービス提供(運営・開発)は不可能と判断しました」
と、終了決定に至った背景を明かした。
スマホアプリの中でもゲーム分野は最大の激戦区だ。新作が次々発表される中、多くの注目を集めることはなかなか難しい。コエスタも「宣伝」の部分でつまずいてしまったようだ。
もっとも、ゲームアプリが短命に終わることもよくあることで、配信開始から1年未満で撤退するケースも珍しくない。ただ、「1周年報告」直後の「サービス終了報告」という公式ツイッターのあまりに急な展開は、プレーヤー以外の人々の間でも話題になった。
これについて同社担当者は「どちらも当初予定していた通りの告知日ではあるのですが、作業時間の都合で近い時間にアップさせていただきました」と説明。結果的に混乱を招き、申し訳なく感じているという。アプリのダウンロード数も聞いたが、明らかにできないとのことだった。
ネット上の反響については「正直驚いております」とのことで、
「お叱りの声、残念に思っていただいている声等、様々な声をいただいており、スタッフ一同、恐縮しております。本当に申し訳ございません。サービス終了まで残り短い期間ですが、予定していたストーリー等は全て配信する予定でいますので、ぜひお楽しみいただければ幸いです。なんとかコエスタが継続できないか、いろいろ考えています。ぜひユーザーの皆さまの『コエの力』をいただければ嬉しいです」
と話した。