大混雑の新幹線で「2時間フルスタンディング」 福岡・高島市長がデッキから「実況」

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   お盆シーズンに突入し、帰省ラッシュが始まった。混雑に巻き込まれているのは、家族連れはもちろん、自治体の首長も例外ではない。福岡市の高島宗一郎市長(41)は、自身のフェイスブック(Facebook)で、ラッシュの混乱ぶりをユーモラスに伝えている。

   乗る予定だった新幹線が遅延し、その前の便に乗ることにした高島市長。車両間のデッキから、写真付きで『実況』をしている。

  • 高島市長のフェイスブック投稿から
    高島市長のフェイスブック投稿から
  • 天井に手を着く人も(高島市長のフェイスブック投稿から)
    天井に手を着く人も(高島市長のフェイスブック投稿から)
  • 高島市長のフェイスブック投稿から
  • 天井に手を着く人も(高島市長のフェイスブック投稿から)

「お弁当を買ってなくてよかった」「携帯がフル充電だったことが救い」

   2016年8月13日午前の投稿では、「さすがお盆!」との感想とともに、2枚の写真を添付した。どうやら2号車と3号車の間にあるデッキで撮影されたもので、乗客はギュウギュウ詰め。バランスが取れないのか、天井に手をついている人もいる。

   写真には、ハッシュタグが多数つけられている。そのまま引用すると、こんな感じだ。

「#予定の新幹線が2時間遅れ
#オンタイムに着くため早く出る便で2時間フルスタンディング
#中ほどはまだ空いてますので詰めてくださいとのアナウンス連呼中(笑)
#お弁当を買ってなくてよかった
#携帯がフル充電だったことが救い
#このドローカルなお盆の風物詩はとてもグローバルに見て面白いかもとか少しでも前向きに捉えようとする俺シリーズ」

   高島市長は、政治家に転身する前は九州朝日放送(KBC、福岡市)のアナウンサーで、プロレス好きが高じて地方局アナウンサーとしては異例の「ワールドプロレスリング」(テレビ朝日)の実況に抜擢されたこともある。アナウンサー時代に培った状況描写の経験が、車内からの投稿にもつながったのかもしれない。

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