【主治医が見つかる診療所】(テレビ東京)2016年8月6日放送
「予習復習スペシャル 芸能人!人間ドックSP第15弾」
タレント・川﨑麻世、53歳。今もテレビや舞台、イベント出演に精を出している。体が資本なだけに、食事には人一倍気を使い、日々の運動も怠らない。
健康に関する知識も多く、見た目もスリムな川﨑だが、番組の「主治医」たちは、命を脅かす事態が迫っていると宣告した。
「1日のごほうび」と連夜の飲酒
川﨑は現在、ひとり暮らし。妻でタレントのカイヤとは長い間別居状態が続いている。だが食事には困っていない。実は料理が得意で、ほぼ自炊していると話す。
番組が、川﨑の1日の暮らしに密着した。朝食はアジの塩焼きに大根おろし、サラダ、メカブ納豆、みそ汁、ヨーグルトにブルーベリーと多彩かつヘルシーなメニュー。「最初に野菜を食べて血糖値の上昇を緩やかにする」と、健康知識も豊富。ランチは車中でサラダにヨーグルトと軽めに済ませた。
運動も欠かさない。独自に考案した体操に加えて、ジョギングを週4回。番組密着の日は10キロを走った。
そして夜。向かった先は行きつけの居酒屋だ。知人と一緒に食事をとりながら1杯楽しむのだが、実は川﨑は大の酒好き。ほぼ毎日飲酒していると話す。
川﨑「僕より(酒が)強い人を見たことないくらい、強い」
店には、中ジョッキの倍の大きさの特製「メガジョッキ」が、川﨑のために用意されている。これで焼酎をグイグイ。飲み始めて2時間で一升瓶が空になり「もう一升」と注文した。
栄養面には気を使っていた。例えば焼酎にはレモンやシークワーサーの果汁を入れた。「ビタミンCを補給できる」という独自理論だ。高カロリーのおつまみを避けて、食べ物は野菜中心にした。だが、酒量は並ではない。最終的には、中ジョッキ換算で14杯の酒を飲み干した。
川﨑にとって、夜の飲酒は1日のごほうびだという。そのためにも、朝や昼の食事にはこだわり、運動も続けている。舞台俳優なので、休演するわけにはいかないと仕事へのプロ意識も高い。
だが残念ながら、体は確実に悲鳴を上げていた。