鳥越氏を揶揄の朝日記者「逆炎上」 「ペンの力って今、ダメ」発言に反論したが...

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   ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(76)が東京都知事選での惨敗について答えたインタビュー記事が、「ツッコミどころ満載だ」とネット上で炎上している。しかし、一部の発言が意外な形で賛同を得て、話題になっている。

   「ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」。鳥越俊太郎さんは、2016年7月の都知事選後はしばらく沈黙していたが、ネットメディアのインタビューでようやく口を開いた。

  • その発言は大炎上しているが…
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「安倍政権の跋扈を許しているのはペンとテレビでしょ」

   ハフィントンポスト日本版の8月11日付記事では、前出のような見出しで、鳥越さんは、記者の質問に長々と思いの丈を吐露している。

   記事によると、鳥越さんは、周囲の勧めにも当初は、「そういう気は全くありませんよ」と断っていたが、7月10日の参院選開票結果を見て、気が変わった。与党で改憲に必要な3分の2の議席を占め、このままでは右傾化が進んでしまうと危機感を持ち、11日夕に突然、出馬を決断した。急ごしらえの仕事も報道現場で積んでいたので、選挙でも大丈夫だと考えたという。

   なぜペンの力で日本の危機を訴えなかったのかについては、「安倍政権の跋扈を許しているのはペンとテレビでしょ」とその無力さを指摘した。そして、ペンの力を全然信用していないから、選挙の中で訴えようと思ったと述べた。

   しかし、週刊誌の女性問題報道の影響は大きかったとし、痴漢と同様にえん罪を証明できないと考えて裁判に託すことにしたという。自らの説明責任については、「何の意味もないですよ」と言い切っている。

   メディア主催の討論会には、都合がつかなかったのもあるが、ニコニコ生放送は、文字が画面に出てくるのはおかしいとして、「基本的にメディアとして認めていない」と話した。ネットを信頼しておらず、「しょせん裏社会だと思っている」とした。ただ、討論会については、選対の判断に任せていたとし、ニコ生の話は知らなかったという。

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