澤さんに似ているのは顔だけではなかった
一躍、脚光を浴びることとなった金藤選手に対し、ツイッターでは「元女子サッカー選手の澤穂希さんに似ている」と指摘する投稿が相次いだ。
「200平・金メダルの金藤理絵さんって、澤穂希さんにそっくりだよね。それもかなり」
「澤さん金メダル?と思ったら金藤理恵さんでした笑」
などと「瓜二つ」「激似」と驚いたり、金藤選手と澤さんの画像を並べたりしている。金藤選手自身も澤さんについて、16年4月に行われた代表選手の発表会見などで
「よく間違えられる」
とメディアの取材に答えていた。
2人に共通するのは顔だけではない。金藤選手は、リオ五輪競泳代表34選手の主将を務めている。澤さんも同じく主将として、2011年のFIFA女子W杯で日本を優勝に導いた。
序盤の競泳陣のメダルラッシュを受け、金藤選手は16年8月9日のブログで
「オリンピックも前半戦が終わろうとしています。数々の世界新や素晴らしい泳ぎが生まれていますが、トビウオジャパンも今までにないベスト率や日本新記録が生まれています(^^)」
と主将らしく語っていた。
「そしてやっと私のレースも明日になりました!もちろん不安はあるしうまくいくことばかりではないと思います。それでも私は進み続けてきた 進み続けさせてくれた仲間や支えがあった たくさんの感謝を込めて最高の8日間、最高の2日間にします!」
と意気込んでいた。結果、金メダルで見事に有言実行となった。
ツイッターには、
「金藤理恵選手、競泳の主将ということは顔だけじゃなく、精神的にも澤さんに似たところがあるんだろうなあ。金メダルおめでとうございます」
という声も寄せられている。