2016年8月11日(日本時間12日)、リオデジャネイロ五輪の競泳女子200メートル決勝で金藤理絵選手(27=Jaked)が2分20秒30で金メダルを獲得した。日本人がこの種目を制したのは1992年バルセロナ五輪の岩崎恭子選手以来、24年ぶりだ。
金藤は準決勝を全体2位の2分22秒11で通過。決勝では100メートルを2位で折り返し、150メートルの折り返しで首位に立つとそのままリードを守った。金藤選手は08年の北京五輪で7位だったが12年のロンドン五輪は出場を逃した。一時は引退を考えたが、見事に復活を遂げた。試合後には記者からの質問に対し、「信じられない。色んな8年間だったが、加藤コーチや仲間、家族、コーチの家族に応援してもらったからこそ頂点を目指してやってこれたと思う」と話した。