小学館は2016年8月10日、女性ファッション誌『AneCan』を11月7日発売の12月号をもって休刊すると発表した。
インターネット上では「創刊号からずっと買ってたのに」と惜しむ声が上がる一方で、ここ数か月の間に同誌の専属モデルが相次いで「卒業」していたことから、「やっぱり」「看板が続々卒業してたから」とのコメントも目立っている。
「創刊号からずっと買ってたのにな」
AneCanは、月刊誌としては2007年3月に創刊。雑誌『CanCam』の対象年齢を上げた姉妹誌として、30代前後の女性を中心に愛読された。エビちゃんこと蛯原友里さんや押切もえさん、高垣麗子さんらを専属モデルとして抱えていたことでも知られる。
小学館は休刊の理由について、「昨今の読者ニーズや広告環境の急激な変化を真摯にとらえ」た結果だと説明。実際、10年10月号で32万5000部だった発行部数は、最新16年9月号で8万5000部まで落ち込んでいた。
同社は今後について、「ブランド力とノウハウを生かし、今の時代らしく読者のライフスタイルに寄り添った」形で新しいビジネスを検討するとしている。また、ウェブ版の「AneCan.TV」の運営は引き続き行うという。
今回の休刊発表を受け、ツイッターやネット掲示板などには、
「えええショック...」
「えぇ~っ!アネキャンなくなるの??うそ悲しい!」
「創刊号からずっと買ってたのにな」
と驚く声や残念がる声が相次いで寄せられている。