「この表記いいね。前事務所に負けずにがんばれ」
このように、「のん」と「能年玲奈」を併記する形で対応したマスコミ各社の動きには、ネット上で歓迎の声が出ている。前所属事務所のトラブルで「干された」との見方も強い能年さんに対し、同情的な意見を示すネットユーザーが多いためだ。
さらに、能年さんが改名した理由をめぐっては「『能年玲奈』として活動できないよう、事務所側から圧力をかけられているのでは...」との噂も、真偽は定かでないがまことしやかに囁かれている。
そのため、改名後の「のん」を使いつつも、これまで通り「能年玲奈」の名前も併記した今回の報道について、ツイッターやネット掲示板には、
「のん(本名能年玲奈)、これなら前の事務所も文句なし?」
「俳優のん(本名・能年玲奈)さんという表記が定着したら、事務所側も差し止めできないんだろうな」
「この表記いいね。前事務所に負けずにがんばれ」
といった声が相次いで寄せられている。
なお、達増知事は8日のツイッターで、「岩手県は、県庁内に『プロジェクトN』を立ち上げ、のん活躍の場を作ります」と能年さんの活動を支援すると表明。翌9日にも、
「岩手は、東日本大震災からの復興にあたり、ドラマ『あまちゃん』から非常に大きな力をもらっています。のん(本名:能年玲奈)さん無くして『あまちゃん』は無く、とても感謝しており、恩返しができればと思っています」
との思いをつづっていた。