アマゾンジャパン「現時点ではコメントを差し控えたい」
そもそも、アマゾンは日本最大級のインターネット通販大手だ。出品を希望する事業者は引く手あまただし、事業者側がアマゾンの提示する条件を飲むことを余儀なくされる可能性は小さくない。規模の小さな事業者に対して、自己の優位な立場を利用して不当な行為を行った場合、「優越的地位の濫用」にも該当する可能性はある。
利用者の多いアマゾンだけに、インターネットには、
「大丈夫か?amazonご用達なんだけど、わたし...」
「これはかなり今後が気になるニュース。でも、これってamazonだけなのかな?」
「ネットショッピングの魅力は価格の安さ。いくらamazonでも高い価格設定の業者ばかりになったら終わるな」
といった、今後のアマゾンのゆくえを心配する声や、
「amazonのやりたい放題だもんなぁ。Kindle Unlimitedはじまったばっかだし、このタイミングはamazonにとって痛いはず。まあ、安い物には訳があるってことだよwww」
「公取委いいぞ!good job!!」
と、インターネット通販の「巨人」に厳しい目を向ける向きもある。
その半面、
「公取委なんて、どうせなにもできんよwww」
「amazonという巨大な店先を借りてるんだから多少の値引き交渉くらい当たり前だろ」
「安いって、正義じゃね」
などのアマゾンを擁護する声がないわけではない。
当のアマゾンジャパンは、J-CASTニュースの8月9日の取材に、「現時点ではコメントを差し控えたい」と話している。