「日本人のわたしが見ても大変憤慨」
2016年8月7日付の「台湾人」さんのツイートに、インターネットユーザーが続々と反応。
「日本人のわたしが見ても大変憤慨しました。さっさと消えちゃえ!って感じです」
「本当腸が煮え繰りますね!これは確実に悪意のある編集です」
「こんな番組しかつくれないテレビ局なんて、もう、相手にしなくていいです」
と、フジテレビへの批判が殺到している。
なかには、
「九份も早餐もステキな場所と美味しいものだってわかっている日本人もたくさんいますから・・・本当、悔しいです」
「台湾のみなさんに申し訳なく思うのとともに、他人を見下さないではいられない人がたくさんいることがとてもつらいです」
などといった声もみられる。
フジテレビによると、番組への批判的な声は、視聴者からも「数件寄せられています」としている。
インターネットに寄せられたフジテレビへの批判は、台湾を「パクリ」扱いしたこととともに、取材した人に十分に番組の意図が伝わっていなかったことが背景にあったとみられる。
先述の「台湾人」さんはツイッターで、
「台湾の全てが素晴らしいわけでなく、駄目なところやパチモン、嘘日本語が溢れているのは事実だし、それを面白おかしく紹介するという趣旨も理解できる。ただ、その内容が浅すぎるし、相手の善意につけ込み本来の趣旨の説明をせず取材し、笑い者にする。それは制作者としての在り方がパチモンだと思う」
と指摘。憤りを隠さない。
フジテレビはJ‐CASTニュース編集部の取材に、「現時点で取材にご協力いただいた台湾の方々から直接の抗議は受けておりません」としたうえで、「念のため、事実確認を行っている最中です」と話している。