エアコン開けたらカビがビッシリ 掃除サボるあなたに命の危険

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【羽鳥慎一モーニングショー】(テレビ朝日系)2016年7月29日放送
「梅雨明けに注意 エアコンに殺人カビ?」

   全国的に夏本番で、連日暑い日が続く。毎日エアコンをフル稼働という家庭も少なくないだろう。怠ってはいけないのが、エアコンのこまめな掃除だ。

   番組では、エアコン洗浄を手掛ける業者に密着。依頼主の家を訪ね、エアコンのカバーを開けると、そこには「恐怖」の光景が...。

  • エアコンのカバーを開けたら…
    エアコンのカバーを開けたら…
  • エアコンのカバーを開けたら…

吹き出し口やフィルターにびっしりと...

   「おそうじ本舗」船橋高根店の吉澤光明さんが最初に訪れた家庭では、2台のエアコンが稼働している。掃除は2年ぶりという依頼主の女性は、長男がぜんそく気味だと明かした。

   まず1台目。エアコンの中を見ると、吹き出し口周辺にびっしりと白いカビが発生している。洗浄液をかけて中にたまったカビ、ホコリを洗い流す。透明だった洗浄液が真っ黒に汚れて流れ出てくると、依頼者の女性は思わず「きたなーい」と驚いた。言わばカビに触れた冷気に当たっていたのだ。

   2台目は、さらにひどい状態だった。中のフィルターはホコリまみれ、取り出すとまたもやカビだらけだ。吉澤さんは「カビが全面に繁殖している状態です」と話す。洗浄液を吹きかけると黒い小さな塊が続々と落ちてきた

依頼主「この黒い点々はカビ?」
吉澤「これ全部カビです。ぜんそくを持っていたなら、かなりつらかったと思います」

   一般に、エアコンからは10分間に最大1000個のカビの胞子が噴き出していると言われる。その中には人体に有害なものもある。千葉大・真菌医学研究センターの矢口貴志准教授が挙げた例は、「アスペルギルス」だ。これが免疫が落ちた人や高齢者、幼い子どもの肺に感染する恐れがある。呼吸不全、血流にのって他の臓器に移るとかなり重篤になり、最悪の場合は死に至る可能性を指摘した。

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