アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの加護亜依さん(28)が2016年8月8日、美容関係の会社を経営する一般男性(38)との結婚を発表した。
加護さんといえば、15年に離婚した元夫との結婚生活が「ゴタゴタ続き」だったことで知られる。今回の再婚発表を受け、ネット上には「今度こそ幸せになって」との声が相次いでいる。一方で再婚相手の「肩書」に、最近の芸能界で起きた「事件」を思い出すネットユーザーも多いようだ。
「主人は初婚で38歳、一般の人です」
加護さんは8日、所属事務所を通じてマスコミ各社に直筆のファクスを送付。「私事ではありますが先日入籍したことをご報告させて頂きます」として、自身2度目の結婚を報告した。その上で、相手の男性のプロフィールについて、
「主人は初婚で38歳、美容関係の会社を経営しております。一般の人です」
と説明した。加護さんは12年第一子となる女児を出産しており、ファクスでは「(再婚相手は)娘に深い愛情を注ぎ温かい心で愛してくれております」ともコメント。
最終的には「今後は何でも主人と相談し合い、明るく楽しい穏やかな家庭を築いていけたらと思っております」と、今後の結婚生活に向けたメッセージもつづった。
今回の加護さんの再婚発表には、ネット上で「今度こそ幸せになって」などと温かいコメントが相次いで寄せられた。こうした声が上がる背景には、11年に結婚した元夫の飲食関係の会社役員の男性との結婚生活をめぐり、加護さんの身に「ゴタゴタ」が続いていたことがある。
加護さんの元夫は、結婚前の11年9月に恐喝未遂の疑いで逮捕。結婚後の14年2月には、出資法違反(高金利)容疑で逮捕状が出された。このとき、元夫は結果的に不起訴処分となったが、反社会勢力との繋がりも囁かれていた。
極め付けは、15年6月9日に起きた「DV騒動」だ。元夫の男性が、自宅で加護さんに殴る蹴るなどの暴行を加え、全治10日間のけがを負わせたとして傷害容疑で逮捕されたのだ。結局のところ、加護さんが離婚を発表したのはこの2か月後、8月のことだった。