「削除して当然」VS「ポケモンGOだけダメなの?」の議論に発展
ツイッターなどに寄せられた投稿によれば、8月4日時点で「ポケストップ」などのアクセスポイントは公園内から削除されていたが、ポケモンは出現する仕様のままだった。6日の平和記念式典の前に、改めて市が要請していた「ポケモン非出現」の対応が取られたようだ。
今回の広島市の要請とナイアンティック社の対応をめぐり、ネット上では賛否の別れた意見が出ることになった。ツイッターやネット掲示板には、
「当然、というか最初から出ないのが当たり前」
「流石にこういう場所では削除して当然だわな」
「ゲームは別に楽しくできれば良いけど、時と場合、場所による」
といった賛同意見が数多く寄せられる一方で、
「公園にゲームのために人が集まるなんて、平和そのものだと思うんだけど」
「広島平和公園が思う『平和』って『神妙に平和を祈る』ことであって子どもたちが元気にゲームするような環境のことでは無いんだな」
「将棋、囲碁、花見、イベント、祭り、煙草等はOKなのに、ポケモンGOだけダメなのが分からない」
と今回の対応について疑問視する声も目立った。
市緑政課の担当者は7月28日の取材に対し、「ポケモンGO」の配信以降、周辺住民などからの通報を受けた警察官が平和記念公園に注意に向かうことも増えた、などと話していた。