「夫婦げんかで眼帯」説は全否定
約40分におよんだ会見は、離婚会見とは思えないほど終始和やかな雰囲気だった。表情は穏やかで、質疑応答中には報道陣から笑い声が上がることも少なくなかった。
たとえば「ケガ」に関する質問の時のこと。山口さんは7月、左目に眼帯をした姿で情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)に登場し、「自転車で転んだ」と説明していた。その後も眼帯はなかなか取れず、離婚発表後にはネット上で「もしかしたら奥さんとの間に何か...」との憶測が広まっていた。
これについて質問が及ぶと、山口さんは「これは自転車です」と笑い、「夫婦げんかでこれだったら相当な奥さんですよ!そしたらこっちから離婚してくださいって言う」と否定しながら冗談を飛ばしたのだ。
山口さんは質疑応答の最初に「皆さんの質問には全て答えるつもりです」と宣言した。報道陣からは財産分与の話や子供と夏休みに出かけた場所など、プライベートなところにまで質問が及んだが、山口さんはできる限りの回答をしていた。
そもそもジャニーズ事務所のタレントが離婚会見を開くのは今回が初めてのことだった。報道陣に指摘されると「そうですね...。ジャニーズ初っていうと聞こえがいいですね」と苦笑しつつ、「こういう場を設けてもらって、自分の口で言いたいことを言えるのは幸せなこと」として感謝の言葉を述べた。