リオデジャネイロ五輪の男子マラソンにカンボジア代表として出場するお笑いタレント・猫ひろしさんが選手村の様子を「現地レポート」している。
設備トラブルから村内に置かれたコンドームの配布機まで、選手村の生々しい内側を報告。「面白い」「価値あるレポート」と、ネット上は盛り上がりを見せている。
閉まらないトイレの扉、蛍光灯落下...
ツイッターを見る限り、猫さんは2016年7月30日(日本時間、以下同)に現地入り。
8月1日、「オリンピック・パラリンピック版コンドーム!本当に配られてた」というツイートとともに、選手村に設けられたコンドーム配布機の写真を投稿した。コンドーム・ディスペンサーという名前のようで、下部にレバーがついている。「Turn here to take a condom!」(ここをひねってコンドームを取って!)と注意書きがあるので、どうやらこのレバーをひねるとコンドームが手に入るようだ。
猫さんはそれ以後、村内にあるマクドナルドの店舗やゲーム機を揃えた遊戯施設、ライフル銃を抱えた選手村の警備スタッフ、入村式の様子など五輪の「裏側」とも言える貴重な写真を次々投稿していった。
4日には、陸上のジャマイカ代表、ウサイン・ボルト選手と食堂で遭遇したらしく、「ビビって食べてたリンゴわかりやすく落としちゃったよ! 私の倍は身長あったな。足なんか3倍位長かった」と興奮気味に記している。
もちろん、楽しいことばかりではなく、トラブルも多発している。これまでに、トイレの扉が壊れて閉まらない、蛍光灯が落下する、クーラーが作動しない、といった報告がみられる。中でも蛍光灯は、写真を見る限り、天井からぶら下がっている状態で「危険」と言えそうだ。
一般的に、選手村の内情はマスコミに報じられることも少なく、ヴェールに包まれている。そんな内情を事細かに伝える猫さんのツイートは拡散され、
「面白い」
「有能」
「価値あるレポート」
と称賛の声が相次いでいる。