リオデジャネイロ五輪のサッカー男子日本代表は日本時間の2016年8月5日午前、予選リーグの初戦でナイジェリアと対戦し、5対4で敗戦した。
ナイジェリア代表は、試合開始6時間30分前に現地ブラジルにギリギリで到着。こうした相手に対し、「万全のコンディション」で臨んだ日本代表だったが、結果は見ての通り。ネット上では「酷すぎる」「点差以上に情けない」と落胆の声が飛び交っている。
試合開始6分で先制される
試合は冒頭から大きく動いた。前半6分、右サイドを突破したFWエギゼル選手のシュートでナイジェリアが先制。その3分後、前半9分に日本はFW興梠慎三選手のゴールで同点とするが、直後に勝ち越しゴールを決められた。
その後、日本はMF南野拓実選手のゴールで再び追いつくが、前半終了間際に勝ち越しを許す。試合後半はナイジェリアペースで進み、結果は4対5で敗戦。
ナイジェリアのMFエテボ選手に4ゴールを許すなど、フィジカルを活かした攻撃にディフェンス陣が「崩壊」する厳しい展開。試合終盤に2ゴールを決めて1点差に追いつくも、及ばなかった。
7月22日にブラジル入りし、10日以上にわたって現地での練習を重ねてきた日本代表。その一方で、ナイジェリア代表はチャーター機の支払いトラブルなどがあり、現地入りが大幅に遅れた。ブラジルに到着したのは試合開始6時間30分前のことで、コンディション不良や調整不足が不安視されていた。