米国は日本よりも歯に関することに熱心です。子どもたちは主治医に勧められ、2歳から半年に1度、定期検診に通っています。1年前の検診で、とうとう長女が、歯の矯正をすすめられました。
また歯磨き後にマウスウォッシュをするように言われました。たまたま義理の妹とココナッツオイルの話をしていたところ、彼女はヨガの先生に勧められて、ココナッツオイルを使って「オイルプリング」をしているというのです。
5分もたつとやめたくなった...
オイルプリングとは、オイルを口に含んでうがいをする健康法のひとつで、その起源はインドの伝統医学「アーユルベーダ」。実は義妹のヨガの先生は、アーユルベーダの資格を持っています。オイルはごま油やオリーブオイルでもいいそうですが、ココナッツオイルに含まれる成分「ラウリン酸」が口の中のバクテリアを除去したり、虫歯を防いだり、歯茎の健康を保ったりするのに、より効果があるといわれています。義妹自身も効果を感じて、ずっと続けているそうです。
やり方は至って簡単。大さじ1のココナッツオイルを口に含み、10~20分間、くちゅくちゅし続けるだけ。最後はそれを吐いて捨てますが、オイルなので洗面台に流してはいけません。オイルプリングの間は、本を読んだりテレビを見たりと、何をしていてもいいそうです。
実際やってみたのですが、少量とはいえ、オイルを口に含むことにまず気分的な違和感あり。口に含むと、ココナッツオイルはオイルの中ではサラッとしているほうなので、意外と抵抗なくいけるのですが、だんだん固まってもったりとしてくるので、口を動かすのがつらくなります。5分もたつと、もうやめたくなりました(笑)。