丸川珠代大臣が「辞職」の場で叫んだ 署名は「(戸籍名の)大塚でするんですか、丸川ですか」

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   2016年8月3日、内閣改造が行われた。改造に伴い辞職した河野太郎・前国家公安兼行政改革兼防災担当大臣が、フェイスブック(FB)で辞職の場の様子を明かしている。

   「『私儀 都合によりこの度辞職させていただきたく云々』と書かれた辞職願が席上におかれていた」そうだ。FBでは、自身のことだけでなく、改造後も閣内にとどまる丸川珠代大臣のちょっとしたエピソードも伝えている。

  • SNSで「辞職」の舞台裏を明かす(写真は河野太郎氏のフェイスブックより)
    SNSで「辞職」の舞台裏を明かす(写真は河野太郎氏のフェイスブックより)
  • SNSで「辞職」の舞台裏を明かす(写真は河野太郎氏のフェイスブックより)

河野太郎氏がFBで明かす

   河野氏は8月4日の未明1時頃、フェイスブックを更新した。それによると、3日12時50分に安倍首相に退任のあいさつを済ませ、13時から本会議に出席した後、30分からは臨時閣議に出た。

   そこには「『私儀 都合によりこの度辞職させていただきたく云々』と書かれた辞職願が席上におかれていた」。河野氏は

「別に都合悪くもないし、辞職させていただきたくもないんだけれどなと思いながら、筆で署名する。字がかすれた」

とユーモラスに本音を漏らしていた。

   また、前環境相兼原子力防災担当相で、新五輪担当大臣に就任した丸川珠代・参院議員が同じ「辞職」の場で行った対応について、

「(編注:署名は)『大塚でするんですか、丸川ですか』と叫ぶ」

と描写した。

   この丸川氏の質問に対しては、

「戸籍の名前でお願いします」

と言われていたという。

   丸川氏は2008年6月、自民党の大塚拓衆院議員と結婚し、2015年10月7日に発足した第3次安倍改造内閣で環境兼原子力防災担当大臣として初入閣している。

   こんな舞台裏を披露した河野氏のフェイスブックのコメント欄には、

「とても残念です。辞めたくないのに辞職願という慣習も変ですよね。総理はちゃんと解任通知を出すべき」
    「お疲れさまでした。ただただ、こういった退任に際しての儀式やルールの『やらされ感』が伝わってくるばかりです。詳細にご報告ありがとうございます」

という声が寄せられている。

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