プチ整形したらまぶた閉じない 施術のリスク隠す医者には行くな

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安さばかり強調してくるのは危険

   山本クリニックに、ひとりの女性がやって来た。「鼻を高くしたい」とプチ整形を希望するBさんだ。山本院長は、手術の手順や充填剤を説明した後、最も多くの時間をリスク説明に割いた。「アレルギーと、皮膚が腐るような壊死のような状況」の恐れがあるとして、そうなる前に「局所的な症状が出るので、その場合はすぐに連絡してください」と話していた。

   充填剤を入れて鼻を高くする施術は、10分程度で終了した。

MCの小倉智昭「最近は高校生でもプチ整形って言葉を聞くんですよね」
森本さやかアナ「金額的に大分抑えられているので、若い人でもやりやすくなっています」

   山本院長は、トラブルにはまる落とし穴となりやすい注意点を挙げた。まず、リスクに関する説明がなく「いいこと」しか言わない医師。次に、費用の話が先行する場合。例えば「キャンペーン中」「今日ならこの値段」といったアピールばかりしてくるのは危険のサインだ。最後に、「オリジナル」「当院だけ」というセールスポイントは、逆に症例数が少ないことを意味する。

   先述のAさんも、施術前の医師からの説明はほとんどなく、「5万円という安さを強調された」と話していた。後悔しないためにも、しっかりとした事前の準備や見極めが、プチ整形を受ける人にとっては重要になる。

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