「デカすぎ」「なにがあったの...」――そんな驚きの声がファンから寄せられている。人気ゲームシリーズ「ポケットモンスター」の最新作「サン」「ムーン」に登場するモンスター、ナッシーのデザインが、これまでの作品から大幅に変更された。
首長竜のように首が長く伸び、尻尾もついた。そして、タイプも従来の「くさ」から「くさ・ドラゴン」になった。この設定変更にファンは仰天。ツイッター上で「コラージュ祭り」が繰り広げられるなど、ちょっとした騒ぎになっている。
高さは2メートルから10メートルに
サンとムーンは同シリーズの16作目。ニンテンドー3DSのソフトとして16年11月18日に発売が予定されており、現在、公式サイトで日々関連情報が伝えられている。
8月1日、新たな冒険の舞台「アローラ地方」に特有の「リージョンフォーム」と呼ばれるポケモンのデザインが発表された。説明文によると、アローラ地方に住むポケモンは「独自の自然環境に適応し、ほかの地域とは異なる姿(リージョンフォーム)をしている」のだという。
中でも、初代の作品「赤」「緑」から登場するポケモン、ナッシーは驚くべき変化を遂げた。ナッシーはヤシの木を模したモンスターで、3つの実が顔になっている。新作では、それまで強調されていなかった首が長く伸び、尻尾もついた。
説明文によると、尻尾にある「4つ目の頭」は独立して尻尾を操り、後方の敵に対応するのだという。高さは2.0メートルから10.9メートルへ、重さも120キロから415.6キロになった。見た目はさしあたり首長竜といった印象で、それを象徴するかのように、タイプが「くさ・ドラゴン」に変わった。
ちなみに、姿を変えた理由については、
「1年中強い日差しが降り注ぐアローラ地方の環境が、姿の変化をもたらした。アローラ地方のナッシーこそ、本来の姿であるとアローラ地方の人々は誇らしげだ」
と説明されている。