石破茂・地方創生担当相は2016年8月2日の閣議後会見で、
「自由民主党というものが、多様な意見があることは大事なこと。そのために自分がなすべきことは何だろうか、という思いがある」
「なお、政策面において錬磨を図らなければならないところは、多々あると認識している」
などと述べた。
「残留打診を固辞」報道も
3日に実施される内閣改造を前に、石破氏の動向が注目されており、2日付の朝刊各紙では「石破氏閣外へ」(読売新聞)などと閣内に残留しない見通しを報じていた。残留打診を固辞したとの報道もあり、今回の会見発言は、「閣外へ」の思いをにじませた形となった。
石破氏は「ポスト安倍」の一人として位置付けられており、派閥内からは「閣外に出て力を蓄えるべきだ」といった声が出ていた。