フリージャーナリストも「応援」を説得
29日発行(30日付)の日刊ゲンダイでは、「なぜ鳥越の応援をしないのですか?」と題した記事を掲載。記事では、一貫して政府・与党に批判的なフリージャーナリストの横田一(はじめ)氏が、電話取材で宇都宮氏に質問する体裁で
「かなり鳥越さんが厳しい情勢なので、宇都宮さんが街宣車に乗って『政策は鳥越さんが最も近い』という話をするだけで、全然違うと思うのですが」
などと事実上の応援の説得を試みているが、宇都宮氏は
「女性人権問題(週刊誌報道)がなければ、街宣車に立って応援演説をしていたでしょう」
と話したという。
宇都宮氏に対しては、鳥越陣営から様々な動きがあったようで、7月24日頃には、野党支援者とみられる人物が、
「弁護士事務所も選対も罵詈雑言のFAXの嵐」
とツイートすると、これが一気に拡散した。弁護士事務所も「選対」も宇都宮氏の拠点を指しており、罵詈雑言の中には、
「応援に来い、こないとあなたが悪い」
といった内容もあったという。すでに、この時点で、鳥越支援者と宇都宮氏側との関係は良好とは言えなかった可能性がある。