「重視する政策」の最多は...
(5)「都知事の年齢についてどう思いますか」(1253票)
今回の21人の候補者の年齢構成は、30代が3人、40代4人、50代4人、60代7人、70代3人。回答は4択。2番目に多かった「年齢は関係ない」(23.9%)以外では、年齢が低い方から「50代までが望ましい」(16.5%)、「60代まで~」(54.0%)、「70代まで~」(5.5%)と、「60代まで」が他の選択肢を引き離して最多だった。
(6)「男性がいいと思いますか、女性がいいと思いますか」(1161票)
7割を超え、圧倒的に多かったのは「どちらでもよい」(75.2%)だったが、残る2択では、「女性がいい」(13.4%)が、「男性がいい」(11.4%)を2ポイントだけ上回った。
(7)「強いて言えば、重視する政策は何ですか」(1126票)
主要候補らの政策を念頭に4択で聞いた。数字の低い順から、「憲法」(3.9%)、「都議会との関係」(7.3%)、「待機児童対策」(25.4%)、「行財政改革」(63.4%)。
以上をまとめると、首長や国政経験は重視しない人が多く、ジャーナリストの経験も都知事として役に立たないと考える人が半数以上。都議会との関係も重視しない人が過半数だが、現与党とは「対立」した方がいいと考える人が、「支持された方がいい」派をやや上回った。年齢は「60代まで」の支持が最多で、「70代まで」はひとケタにとどまった。男女の別もこだわらない人が多数ではあるが、「男性がいい」派よりも「女性がいい」派の方がわずかながら多かった。政策では「行財政改革」への注目度が高く、「憲法」を重視する人は少なかった。
都知事選の投票は、7月31日20時に締め切られる(場所により「繰り上げ」も)。