北大、ポケモンGO「排除」 学生「意味わからん」「大学やめたい」

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   北海道大学は2016年7月29日、人気スマートフォンゲーム「ポケモンGO」をめぐり、敷地内の「ポケストップ」を削除するよう開発元に申請したと発表した。

   北大によると、学生がトラブルに巻き込まれたとの報告はないが、「さまざまなリスクがあるので」、「排除」に踏み切ったという。

  • 学生がトラブルに巻き込まれたわけではない
    学生がトラブルに巻き込まれたわけではない
  • 学生がトラブルに巻き込まれたわけではない

「さまざまなリスクがあるので...」

   北大は発表文で、「本学敷地内において、ポケモン等の出現が確認されたことにより、ポケモン等の入手を目的とする人が敷地内に立ち入っている」と報告。

   敷地内で画面を見ながら歩くプレイヤーと学生が事故を起こす可能性、プレイヤーが知らないうちに病院・実験室等の立ち入り禁止区域に侵入する可能性に言及し、「ゲームの利用者及び本学の双方にリスクがある」と指摘した。

   そのうえで、「敷地内に設定されているポケモン等について、削除要請を行いました」と説明している。

   北大の広報課はJ-CASTニュースの問い合わせに「現時点で学生が何らかのトラブルに巻き込まれたとの報告はない」としたものの、「敷地内でゲームをしていて小学生のお子様が転んだ、とは聞いている。発表文に挙げたような危険性もある」と語った。

   削除申請の対象は、道具を入手したり、ポケモンをおびき寄せる道具を置いたりするゲーム上の要所「ポケストップ」。ポケモンGO公式サイトの公式フォームから削除を申請したという。

   北大の対応は、大学がポケモンGO「排除」の方針を明確に打ち出した初めてのケースとみられる。一方、北大の学生はツイッターに

「ポケモンGOと学校生活の両立が困難となりました」
「意味わからん 北大やめたい」

などと残念がる声を寄せている。

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