「浪速のエリカ様」こと上西小百合衆院議員(無所属)が自民党の三原じゅん子参院議員に噛みついた。自身のツイッターで、名指しで「馬鹿」呼ばわりしたのだ。
一部で「入閣候補」と報じられている三原氏の資質を疑問視してのツイートのようだが、上西氏はテレビなどでも過激な個人攻撃が目立っており、一部から「テレビ芸人」としての「売名行為」との指摘も出ている。
「三原議員が勉強してる?本気ですか?」
きっかけは、上西氏が2016年7月27日に投稿した次のツイートだった。
「もし、三原じゅんこ議員が入閣するなら、自民党は女性議員なんて駒以下だと思ってるんでしょうね。野田聖子議員が入閣しないで三原議員なんて、漫画ですよ。だからいつまでたっても女性議員なんか増えない。でもそれでいいんじゃないかな。女性の敵は実は女性だから」
8月3日に行われる予定の内閣改造について、一部では三原氏が入閣候補として報じられている。だが、上西氏はこれに納得できないらしい。
その後、同ツイートに対して「三原じゅんこ議員はそこいらの男性議員より勉強していますよ」とのコメントが届くと、「三原議員が勉強してる?本気ですか?あの人馬鹿ですよ」と一蹴。さらに、
「自民党の数合わせの代表みたいな人。私みたいな数年しか議員やってない馬鹿でも絶対論破できる人」
と、徹底的にこき下ろした。
上西氏は「馬鹿」呼ばわりする理由の1つには、三原氏が子宮頸がんワクチン推進の立場であることがあるようだ。
27日、同ワクチン接種後の健康被害を訴える女性63人が国と製薬会社を相手に集団訴訟を起こした。すると、ワクチン接種に推進の立場ではない上西氏は、三原氏のワクチン接種に関する過去の発言などもからめてリツイートし、再び「三原議員は本当に馬鹿ですよ」と指摘した。さらに29日には「三原議員はタレントさんだから、やってる感じを出すのは上手い。ただしそれだけ」とも続けた。