「短い距離でも、よろこんで乗ってもらえるよう心がけています」
「410円タクシー」の実証実験のスタートに、インターネットには、
「雨の日助かるわ」
「タクシーも乗客が増えて回転率が上がってくれれば、よりチャンスが増えるからな」
「最寄り駅からうちまで約1キロです。買い物帰りとかに使いたい」
などと、歓迎する声が多く寄せられているものの、
「実は値上げでしたwww」
「でもさ、近距離だとすげぇ不機嫌になるんでしょ」
「使いたいけど、流しのタクシーじゃ、安いタクシーがどうかの見分けがつかない。呼んだら、もっと高くなるだろうし...」
「安いのは短距離だけ。安値で釣って、途中でぼられるのか?」
といった声も漏れる。どうも、タクシー会社やドライバーへの不信感があるようだ。
前出の東京ハイヤー・タクシー協会は、「安い運賃になれば、少しでも乗りやすく、利用しやすくなります。利用者に『ちょい乗り』需要を喚起するとともに、業界内広報では短い距離でも、よろこんで乗ってもらえるよう、気持ちよい運転を心がけるよう広めていきます」と話している。