「大震災」以降「さらに活発に」の不気味 「茨城でまた地震」との関係

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関係するプレートが違うので「直接の関係はないと思っている」

   気象庁の青木元・地震津波監視課長が7月28日未明に記者会見を開いて明らかにしたところによると、今回の地震は東日本大震災のきっかけになった「東北地方太平洋沖地震」の余震で、

「東北地方太平洋沖地震からもう5年以上経っているが、余震活動は続いている。余震域の中では、今回程度の余震は引き続き発生するおそれがあり、引き続き注意していただきたい」

と説明。7月17日と20日に茨城県南部で起きた地震は「フィリピン海プレートと陸のプレートの境界の地震」だったのに対して、今回の地震は太平洋プレートと陸のプレートの境界で起きたとして、「直接の関係はないと思っている」とした。

   ただし、一般的な傾向として

「以前からここは比較的活発だったが、東北地方太平洋沖地震以降、さらに活発になっている様子が見えている」

とも指摘。東日本大震災発生後、余震は少なくなりつつあるものの、地震が発生する頻度自体は「震災前」より増加している。青木氏は

「元々関東地方は地震活動が比較的あるところなので、これぐらい起こっても特に不思議ではない」

とクギをさしていた。

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