人気スマートフォンゲーム「ポケモンGO」の関連商品で、スマホを見ずにゲームをプレイできるようにするリストバンド型端末「ポケモンGOプラス」の発売が9月に延期される。ゲームの開発を手掛ける任天堂の関連会社「ポケモン」が2016年7月27日、発表した。
ネット上では、ファンの嘆息に混じり、任天堂株の下落を不安視する声が相次いだ。
発売は夏休みが終わった9月に
発表によると、ポケモンGOプラスの発売時期は、「準備に遅れが生じている」として16年9月に延期される。
現在、ポケモンGOをプレイするには原則スマホの画面を見続ける必要があるが、ポケモンGOプラスを腕に巻けば、スマホの画面を見続けなくとも、リストバンド型端末のボタン操作や振動でプレイできる。
ポケモンが近くに出現すると、端末が振動。端末についているボタンを押せば、ポケモンを捕まえられる。ポケモンが捕まえられたかどうかは、ランプと振動のパターンで確認できる。また、「ポケストップ」の近くを通るときも、ポケモンを捕まえる場合と違うランプの色、振動パターンでプレイヤーに知らせる。こちらも、ボタンを押せば自動的にポケストップから道具を手に入れられる。
ゲームを一層効率的にプレイできるとあって、以前よりファンの間で発売を待ち望む声が多かった。それだけに、発売延期の発表をうけ、
「発売する頃は夏休み終わりとか。意味ない」
「タイミングが色々残念」
「期待してたのに...」
と残念がるツイートが寄せられた。
また、ポケモンGOプラスは主にナイアンティックが開発・運営するポケモンGOと違い、任天堂が製造・販売する。同社の株価は、ポケモンGOがリリースされた7月22日から急落しており、
「これじゃ任天堂の株価さらに下がるぞ」
「明日の任天堂株価やっべぞ」
とさらなる下落を心配する声も相次いでいる。