ベッキーさんのテレビ生電話出演の裏側は?――昼の情報バラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)が、こんなテーマを取り上げた。「ベッキー生電話」があったのもフジテレビ系の特番だった。
2016年7月27日放送のバイキングでは、ベッキーさんのテレビ地上波「本格復帰」問題とからめ、15分近くにわたって出演者らが、あれこれと自論を展開した。前日放送では、番組告知に反してベッキー不倫問題を取り上げなかったとして、一部視聴者から苦情の電話やネット上の書き込みが行われていた。
「やったんならやった、って言えば良かった」
「ベッキー生電話」の模様は、「FNS 27時間テレビフェスティバル!」(フジテレビ系)の中で7月24日未明に放送された。明石家さんまさんと、「SMAP」の中居正広さんが担当するコーナーで、さんまさんが選ぶ「ランキング」にベッキーさんがランクイン。さんまさんが、ベッキーさんに番組へ電話するよう呼びかけたところ、約30分後に「生電話」がかかってきた。
この流れるような展開に、「台本や仕込みがあったのか?」と素朴な疑問を持つ人は少なからずいたようだ。27日の「バインキング」でも、MC坂上忍さんが、
「これは、予定調和じゃなく?偶然、ということなんですか?」
と斬りこんだ。
この坂上さんの疑問に対しては、コラムニストの山田美保子さんが、
「ベッキーさんが、(番組を見た)SNS(上)のファンの人に(電話するようにと)後押しされて電話したのはガチ(注:「やらせ」ではなく)で、予定調和じゃなかったそうです」
と、情報元には触れることなく説明した。
俳優の梅沢富美男さんは、「ベッキー生電話」が、批判も含め話題になったことについて、
「騒がれて良かったんじゃないの?」
「芸能人は騒がれてナンボだから」
と評価した。さらに、ベッキーさんが、個人事務所ではなく大手芸能事務所に所属していることに関連して、事務所の人から(不倫報道をうけた最初の会見の際)「こう言って」と言われたんだろう、として
「(不倫を)やったんならやった、って言えば良かったんだよ」
とツッコミ、スタジオの笑いを誘っていた。
地上波本格復帰「Xデー」は?
ベッキーさんの地上波本格復帰「Xデー」については、サンケイスポーツの森岡真一郎記者が、「早くて9月末」として、民放各局の秋の改編に合わせて検討されていることを明かした。ただ、「周囲は慎重」になっており、お茶の間の反応を気にしているとも説明した。
坂上さんは、復帰をめぐるベッキーさん側の対応について
「焦っているというか、早めに復帰したいのかな、という印象。でも思いのほか手間取っているような...」
と感想をもらした。また、ベッキーさんの地上波復帰の番組について、スタジオで様々な声が上がる中、坂上さんは
「ここ(バイキング)に来てほしい」
と、ラブコールを送っていた。