鳥越弁護団「新潮記事は痴漢冤罪と同種のたぐい」
これに対して鳥越氏の弁護団が送った抗議文では、
「13年前に記事にすることを断念したにも係わらず、今回新たな取材をすることなく、しかも選挙期間中に、2003年6月の取材を元にして、2003年当時A子氏なる人物から聞き取ったとされる一方的な供述に基づいて記事を掲載しようとしている」
「取材記録の一部を記事にしただけであり、A子氏の供述を裏付ける客観的な証拠が一切示されていない」
などとして記事が「事実無根」と改めて主張。
「そもそも、痴漢えん罪事件が絶えないのは、被害者とされる女性の供述のみに基づいて起訴されることにある」
として、
「週刊新潮の記事は同種のたぐいである」
と断じている。
弁護団は、抗議文の中で、7月28日にも東京地検に名誉棄損と公選法違反で刑事告訴すべく準備を進めている、とし、「くれぐれも、鳥越本人の選挙運動に対し、これ以上の妨害とならないよう、求める」と結んでいる。