公式サイトには「削除申請用フォーム」も
日本中に点在するポケストップ。しかし、その選定方法は明かされていない。一説には、姉妹版の位置情報ゲーム「イングレス」の重要なポイントである「ポータル」と同じだとされるが、はっきりしない。J-CASTニュースでは、16年7月25日からナイアンティック側に選定方法を問い合わせているものの、26日夕現在、回答は寄せられていない。
なお、ポケモンGO公式サイトにはポケストップ削除申請用のフォームが設けられているほか、新しいポケストップの追加申請を受付けていないことも明記されている。
出雲大社(島根県出雲市)のように「プレイヤーお断り」の方針を打ち出す名所旧跡もあらわれる中、トラブル回避のため、開発元とプレイヤー、観光地が互いに知恵を絞る必要がありそうだ。
(7月26日19時20分追記)
開発元のナイアンティックは26日夕、J-CASTニュースの取材に回答を寄せた。
まず、ポケストップの選定方法について
「名所旧跡、公共空間における芸術作品、その街のユニークなお店など、実際に訪れる価値がある場所を中心として、ポケストップとジムを配置している。これは史跡の一覧などのような情報源と、イングレスのユーザーから寄せられた情報をもとに作られている。ユーザーからの情報については、ナイアンティックが見て、危険がないか、一般に立ち入れる場所かなどについて、レビューしたうえで公開している」
と明かした。
また、ポケストップを削除するには「公式サイト内にある申請フォームからの申請が別途必要」だと答えた一方、削除されたポケストップの場所や削除申請後の審査期間は「公開していない」と説明している。