2016年7月22日に日本でも配信が始まったスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の特徴のひとつが、実際の風景とゲームがリンクする拡張現実(AR)だ。そのARをめぐる余波が話題になっている。
東京ディズニーリゾート(TDR)やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などのテーマパークで「ポケモンGO」をプレイした人から、「ディズニーランドにポケモンいっぱいいる」「シンデレラ城がジムになってる」といった報告が多数寄せられているのだ。「奇跡のコラボレーション」だとして喜ぶ人もいる一方、一部のディズニーファンからは「世界観が壊れる」と困惑する声も出ている。
「歩き回るからポケGOに最適」の声も
「ポケモンGO」配信開始後初めての週末を迎え、東京ディズニーランドにポケモンがたくさんいるという報告が相次いでいる。それに加えて、ポケモンを捕まえるためのアイテムがもらえる「ポケストップ」や、ポケモンをバトルさせる「ジム」は現実の場所とリンクしており、東京ディズニーランド内のアトラクションもポケストップやジムになっている。例えば、ウォルト像やスペースマウンテンなどがポケストップになっており、ディズニーランドのシンボルでもあるシンデレラ城はジムになっているという。
このような事態に一部のファンからは、「ポケモンがいる世界ではない」とディズニーランドの世界観にポケモンGOの世界観が割り込んでくることを疑問視する声も出ている。
「私はパーク内でポケモンgoにばかり集中してほしくないと思ってるよ。ピカチュウ見つけた!って言うより隠れミッキー見つけたりしてディズニーを楽しみたい」
「夢の国ではポケモンよりもディズニーを楽しんでいただきたい」
「ポケモンGO」は歩いてプレイすることが前提だ。そのため、園内を歩き回るテーマパークはプレイに適していると見ることもでき、今後もディズニーランドでポケモンGOをプレイする人は増えそうだ。