ポケモンGOでシャープ公式アカの評判ガタ落ち 自社製スマホ、一時プレイできず

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   ユニークなツイートを連発するシャープの公式アカウントが、アカウント名を一時的に「シャープGO式会社」と変えた(2016年7月22日12時までに修正)。いうまでもなく、この「GO」は、22日に日本でも配信が始まった大人気スマートフォンゲーム「ポケモンGO」にあやかったものとみられる。

   しかし、シャープ製のスマホで「ポケモンGO」をプレイできないトラブルが配信直後に起こったため、「何言ってんだ」という冷ややかな反応が起きる羽目になった。

  • 乗っかったはいいものの…(画像は「改名時」の公式アカウントのスクリーンショット)
    乗っかったはいいものの…(画像は「改名時」の公式アカウントのスクリーンショット)
  • 乗っかったはいいものの…(画像は「改名時」の公式アカウントのスクリーンショット)

「シャープGO」にアカウント換えたばかりに

   アカウント名を変えた時間は不明だが、キャッシュページを見る限り、16年7月21日22時の時点で「シャープGO式会社」となっていた。プロフィール欄も「シャープGO式会社のGO式アカウントです。さまざまな家電や企業の活動、その他あれこれを発信中」に変更されていた(現在は元に修正)。

   これに対し、最初は「たのしそうでなにより」「わろた」と好意的な反応がツイッターに多く寄せられた。しかし、肝心の22日にシャープ製携帯端末で「ポケモンGO」をプレイできないという痛恨のトラブルが発生。今度は

「SHARPさん早くなんとかして!」
「シャープだからって見捨てないで」
「ポケモンGOの影響でシャープの人気が急降下」
「シャープのスマホポケモンGOできないのに何言ってんだ」

と不満のツイートが相次いだ。

   シャープ広報部の担当者が22日15時までにJ-CASTニュースに回答したところによると、「現在、トラブルは解消」しており、原因を「確認中」だという。

   同社公式アカウントは、くだけた言い回しや顔文字を多用するツイートで若者からも多くの支持を集めている。韓国・サムスン電子グループとの資本・業務提携を発表した13年3月には、元AKB48の前田敦子さんの言葉を借りて「私のことは嫌いになっても...シャープの製品のことは嫌いにならないでください」と一言。

   台湾の「鴻海(ホンハイ)精密工業」傘下になることが決まった16年2月にも「なんて日だ!」とツイートする余裕を見せた。

   今回のような「改名」も繰り返していた。15年10月にはなぜか半濁点なしの「シャーフ株式会社」に。16年2月22日のいわゆる「ねこの日」には「ニャープ株式会社」になった。

   今回も、日本での公開を前に「ポケモンGO」の人気が爆発的に過熱したのにあやかり、得意のシャレでアカウント名を変更したとみられるが、自社製スマホで肝心の「ポケモンGO」がプレイできなかったことについて、公式アカウントでの言及はなかった。

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