【男と女の相談室】英国のメイ新首相は重度の糖尿病患者 難病でも政治家の職務果たせる

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「すごい女性。いい意味で『鉄の女』」と日本の患者

   メイさんが新首相に就任した時、英国の一部メディアが「1型糖尿病患者が首相という激務に就くのはふさわしくない」と報道した。この時、英国糖尿病学会は「確かにメイ氏は、首相に就任した世界初の1型糖尿病患者である。だからといって、首相に適さないことは断じてない。1型糖尿病患者が深刻な健康上の条件を抱えていることは事実だが、良質なケアとサポートで管理できることを多くの患者たちが示している。メイ首相は糖尿病であることを公に示しており、世界中の糖尿病患者に夢を与えている」という声明を発表した。

   「糖尿病ネットワーク」の記事で、メイ首相が1型糖尿病であることを知った同じ1型糖尿病たちは、ブログの中で次のように書いている。

「私と同じ1型さんでしたか。すごい女性、鉄の女。いい意味の、ですね。尊敬申し上げます」
「14歳で1型を発症した私。生涯、日に複数回のインスリンを注射しなければならない病気をあることをみんなに知ってほしいと、ずっと思ってきた......。メイさん、すごいわ~。糖尿病だからって、出来ないことはない、このことが広く知れわたりますように。今日(2016年7月19日)の私のブログを記念して漫画のスタンプ作っちゃいました。『政治家になりたいと思ったことある? 7月19日は女性大臣の日』」
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