脳死者と生体からハイブリッド肺移植 岡山大病院で世界2例目の成功

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   岡山大学病院は2016年7月17日、肺の難病を患う60代男性に、脳死した人と生きている人の双方から同時に肺を移植する「ハイブリッド移植」に成功したと発表した。同病院が15年4月に世界で初めて成功しており、今回は世界2例目。

   患者は肺組織が炎症を起こして硬くなり、酸素をうまく取り込めない「特発性間質性肺炎」と診断を受けており、左右両肺の移植が必要とされていた。患者が55歳以上の場合、脳死した人の肺は片方しか移植できないと日本臓器移植ネットワークが規定しているため、ハイブリッド移植を選択した。

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