商標、サーバー、スポンサー...?
次に目立つのは、商標登録がまだ済んでいないのではないか、といった見方だ。ポケモンGOの商標の出願についての関心は極めて高く、こうした情報を掲載している工業所有権情報・研修館のホームページへアクセスが集中している。こうした状況を調べたツイッターユーザーたちの中では、
「ポケモンGOの商標、確かにまだ通ってない。審査中だ。」
「ポケモンGOの配信が遅いのは商標なのかーい!」
と、商標名の出願記録や審査記録を写真付きで投稿したツイートが増えている。
サーバーの脆弱さに問題があって日本での配信が遅れているのではないか、という指摘も少なくない。すでに配信されている地域では、あまりの人気ぶりにサーバーがダウンしたという報告が相次いでいる。
7月18日には、アメリカのAppleIDを取得すれば、日本からもポケモンGOのアプリをダウンロードできるという情報が一部のネットに流れ、これを試みる人たちがいたようだ。しかし、ツイッターには、
「ログインできませんでした」
「サーバーに接続できませんでした、しばらくしてから再度お試しください。」
「たくさんのアクセスをいただき、本当にありがとうございます。ただいま、アクセス集中によりつながりにくくなっています。ご迷惑をおかけしますが、しばらくしてから再度お試しください。」
と、接続できずにアプリの待ち受け画面と嘆きのコメントを投稿する人も多くいて、サーバーを問題視する見方が広がる一つの根拠になっている。
ほかにも、「スポンサード・ロケーション」という、ゲームで重要な役割を果たす場所の設置に時間を要しているのではないか、という推理や、日本語翻訳を間違えたらしい、などいずれも憶測が広がっている。
ただ、日本でのポケモンGOのリリースを待ちきれない人々の思いが、こうした憶測に拍車をかけていることは間違いないようだ。