「Plant Nanny(植物ナニー)」(Fourdesire)
気象庁によると2016年の夏は、気温が平年より高いと予想される地域が多い。猛暑の日が続けば、心配になるのが熱中症だ。
気温が上昇して汗をかき、体内の水分や塩分が失われていくと最悪の場合熱中症になり、命にもかかわる。こまめな水分補給を忘れないために、アプリを使ってちょっとした工夫をしてはどうだろうか。
コップアイコンに触れて飲んだ水の量を記録
成人の体の約60%は、水分でできていると言われる。汗だけでなく排尿・排便や呼吸でも水は外に出ていくので、生きていくうえでは継続的に不足分を補っていかなければならない。
「Plant Nanny」では、水を飲むたびにアプリに記録して、植物のキャラクターを育てていく。かわいいルックスのキャラが少しずつ成長していく様子がモチベーションになれば、日常生活の中で自発的に「水分をとろう」という気になるのではないか。
スマートフォンにアプリを入れたら最初に、複数の植物キャラの中から1つを選び、自分の体重や運動状況を入力する。「運動しない」か「頻繁に運動」かで、1日に必要な水分量が変わってくるのだ。アプリを試した記者の場合、毎日2149ミリリットルを飲むように指示が出た。時間を設定すれば、水の補給を知らせてくれる「リマインド機能」もある。
次に、実際に飲んだ水の量の記録だ。画面の中からコップやマグカップ、タンブラーといった容器のアイコンを選ぶ。100~1000ミリリットルの間で量を決められる。例えばガラスのコップは100ミリリットル、大き目サイズのタンブラーは500ミリリットル、などと分けておき、画面上の「棚」に並べておいてもよい。実際に100ミリリットルの水を飲んだら、そのコップに数秒間触れると、その分がアプリ上に記録されていく。