「メートル法」が一気に広がる
意外な影響としては、ヤード・ポンド法を使っているアメリカ人が、ゲームに出てくる距離単位「キロメートル」についてネットで調べ、メートル法が少し身近になっている。1ヤードは約0.914メートル。今回のポケモンGOの浸透に伴い、米国でも「メートル」が一気に市民権を獲得した観すらあるようだ。
また、プロレス団体WWEの動画では、試合後インタビュー中のレスラー2人のうち、1人がポケモンGOに熱中したままで、相方とインタビュアーそっちのけで、スマホ片手に別の場所へ移動してしまう。その後、ポケモンGOの説明を受けた相方もプレーを始め、インタビュアーを置いて行ってしまう、という展開だ。もっとも、こうした「展開」には、視聴者によっては「話が出来すぎだ」と、「台本の存在」を感じる人もいるようだ。
いずれにせよ、日本で公開されれば同様の騒動が起きる可能性がある。「歩きスマホ」をする人が急増しても驚かないように、心の準備をしておく必要があるかもしれない。
任天堂などは7月15日夕現在、日本での配信開始時期について明らかにしていない。