「お年寄り」めぐる新ビジネスチャンス 日本郵便の参入で熱い闘い

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象印マホービンは、電気ポット介した「見守り」

   お年寄りらの見守りサービスとしては、象印マホービンが2001年にスタートした「みもまりほっとライン」も知られる。無線通信機を内蔵した電気ポットをお年寄りが使うたびに、安否確認のメールを遠方の家族の携帯電話やパソコンに送るというサービスだ。お年寄りがお茶を飲むなど電子ポットを使えば、契約者は「ひと安心」というわけだ。

   象印のこのサービスはレンタルの電子ポットのレンタル契約料が5000円、サービス利用料が月額3000円。同社は「1日あたり100円で、遠方の家族は安心できる」としており、累計契約者は1万件を突破した。

   高齢化社会の進展で、お年寄りの見守りサービスが新たなビジネスチャンスとなるのは間違いない。果たして全国の郵便局網を使った新サービスは普及するのか。ヤマト運輸などライバルとの競争が注目される。

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