伸晃氏「家族まで関係するとか、そういうことはない」
つまり、石原氏は大筋では(1)鳥越氏は東京の発信力に着目して出馬を決めた(2)出馬会見では細かい政策は出なかったが後で詰めるらしい(3)鳥越氏の今までの行動を見てきた人の中では信頼感を持つ人が多いのではないか、といったことを発言している。この発言内容が、ただちに鳥越氏を「応援」しているかどうかは微妙だが、ネット上では、これを「応援」だと受け止める「まとめサイト」が複数出現している。
これに対し、伸晃氏は7月13日午後に出演したTBSラジオの「荒川強啓 デイ・キャッチ!」の中で、
「家族まで関係するとか、そういうことはない」
「家族が除名になるなんてことは、今まで1人もいないし、そんなこともない」
とも述べている。この発言が良純氏の発言を念頭に置いているかどうかは明らかではないが、通達の「親族等含む」をめぐる処分が行われる可能性を事実上否定した形だ。
すでに実際の「造反」も起きている。都連への推薦願を取り下げて出馬した小池百合子元防衛相(64)が7月14日に行った演説には、若狭勝衆院議員(比例東京ブロック)も参加。処分される可能性について問われると
「党が除名するというならしようがない」
と話した。