スマホを人に向けただけで「盗撮」? 滋賀県の迷惑条例改正案が大騒ぎ

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「ネットで議論されていることは誤解であり間違いです」

   J-CASTニュースが県警に7月15日に取材すると、担当者は開口一番、

「ネットで議論されていることは誤解であり間違いです」

と語り出した。ネット上での騒ぎが県警にも伝わっていて、担当者は相当頭を抱えている状態のようだ。

   この担当者によると、そもそも「盗撮目的で」カメラを「人に向ける行為」をした人を取り締まるのは、既に他府県でも実施していることだといい、滋賀県が特別なわけではない。また、これまでは盗撮行為をした場合でも下着などの映像が写っていなければ取り締まりの対象になりにくかった。しかしこれからは、映っていなくても明らかに盗撮しようとしたならば取締まれるようになる。そして、これらを告知することで犯罪防止にもつながる。そういった目的なのだ、と説明した。

   いずれにせよ、県警のホームページが、「人に向ける行為」「設置する行為」と、カギカッコで強調した表記だったため、2ちゃんねるなどでこの部分が拡散されたことも、批判を強めることになったようだ。

   担当者は

「スマホを出したからとか、レンズをのぞいたから逮捕とか、現実にはありえない」

と話していた。

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