在日フランス大使館「信憑性にかける噂を広めないよう...」
事件を受け、安倍晋三首相はモンゴルのウランバートルで開かれているアジア欧州首脳会議(ASEM)に出席中で、15日午前の演説の中で「日本はフランス国民とともにある。事件がテロによるものだとすれば、決して許されない」と強く非難。日本人7人が巻き込まれて死亡した1日のバングラデシュのテロを踏まえ、「テロと対峙する明確なメッセージを出すことが重要」と述べた。
在日フランス大使館では14日夜、パリ祭記念行事が行われ、石原伸晃経済再生担当大臣や、宇宙飛行士の若田光一さんが列席。その模様を大使館公式ツイッターで報告したばかりだったが、事件直後の15日8時40分すぎ(日本時間)には、
「フランス外務・国際開発省では電話緊急相談所を設置しました。緊急の問い合わせは+33-(0)1-43-17-56-46」
「フランス政府は『緊急の時こそ信憑性にかける噂を広めない』よう、公式アカウンなど出所がわかる信頼できる情報を伝達するように呼びかけています」(原文ママ)
と立て続けに発信している。
元自衛官1等陸佐で参議院議員の佐藤正久氏はツイッターで「未だ、邦人の被害は報告されていないが、無事を祈る。今回も卑劣なソフトターゲット狙い」と事件について言及。一般のユーザーも「とても穏やかでよい街だったので、ショックです」「凄い大惨事 怖いね...」「革命記念日狙うなんて卑劣すぎる」と心配や非難のツイートを発している。